この記事の内容
後輩とあなたの間を隔てている「カベ」を見つけよう
後輩と上手くコミュニケ―ションが取れない時、まずは後輩のなかで何かが「カベ」になっている可能性があります。
あなたが当たり前だと思っている会社の方針やルールが、後輩にとっては理解できないものだったり
そもそも働くということに対してのやる気が低かったり
新しい環境が怖くて萎縮してしまい、頭が全然回っていなかったり…
考えられる原因はさまざま。
後輩自身、「なんか上手くいってないけど、どうしたらいいかわからない」と悩んでいるかもしれません。
あなたは先輩としてこんな言葉をかけて、「カベ」を後輩と一緒に見つけてあげましょう。
私は実は感じていて、でも原因がわからないんだよね。
○○さんと私、どうやったらうまく連携できるのか、一緒に考えてみない?』
先輩であるあなたの前では、後輩は表面上の回答を返してくる可能性が高いです。
「やる気が出ないとかでも全然いいから、腹割って話そう」など、本音で話してもらえるよう促してみましょう
「カベ」を見つけたら、どうやって壊せばいいか相談しよう
⇒「みんな当たり前に守ってるけど、確かにちょっと偏ってるよね」と歩み寄りつつ、ルールを守ることのメリットを教えてあげる
働くことにやる気が出ない
⇒「無理にやる気満々で働く必要はないけど、仕事はスムーズに進んだ方がストレスが少ないよ」(「楽しい」ではなく「快適」欲求を刺激する)
新しい環境が怖くて萎縮してしまう
⇒「言い方がきついことがあるかもね。ごめんなさい。
怖がるなって言うのも難しいと思うから、少しずつ慣れていこう。」と自分を振り返りつつ、
「勇気を出して言ってくれてありがとう。」と、本音でしゃべってくれたことを評価する
「仕事をスムーズに行うことで、後輩自身が得られるメリット」を、頭で理解してもらうことが重要です。
カベ壊れたら、いざ仕事!
仕事中は、後輩に対して「言葉のケア」をすることが効果的です。
シチュエーションによって使い分けてみましょう。
後輩から意見をもらうとき
⇒「言葉選ばなくていいから、言ってみて」
※そもそも言語化するのが苦手で時間のかかる後輩なら、紙に書いて渡してもらう
理不尽なルールで仕事をやってもらうとき
⇒「○○さん、こういうの嫌いでしょ(笑)まぁ、ほどほどに頑張ろう!」
後輩がミスをしたとき
⇒「もう起こっちゃったことはしょうがない!教えた私にも原因があるかもしれないから、おさらいしてみよう」
威圧したり恐怖感を与えると、後輩がパニックを起こしてしまい、結果仕事が滞ります。
相手に理解を示し、柔軟に指導したほうが合理的です。
「なんでこうなっちゃったの?」は禁句!
もし原因を後輩自身がわかっているなら、そもそもミスをしていないはず。
相手を問い詰めても答えは出ません。
原因と予防策をお互いで「相談」した方が合理的です。
「客観的な視点」さえもっていれば、優しくてもなめられない先輩になれる!
やさしく淡々と説明する方法って、「後輩からなめられるんじゃないか」と不安になりますよね。
でも大丈夫!
何を言っても冷静に客観的にアドバイスをくれる先輩は、人として尊敬されます。
人として深みがある、素敵な先輩になりましょう♪
上手くいかない場合は、相談に乗ります!
コミュニケーションというものに正解はありません。
どうすれば円滑なコミュニケーションが取れるかは、職場の環境や後輩の性格、そしてあなたの性格によっても変わってきます。
そこで、今回ご紹介した方法を試しても上手くいかなかった場合は…
私、社内雑談インストラクター ひかり が無料で個別にメール相談を受け付けています!
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