この記事の内容
後輩指導がうまくいかないのは、あなたのせいでも後輩のせいでもない
もちろん、あなたの説明の仕方が回りくどいとか、後輩が何度も同じミスをするとか、そういった細かい点はありますが、どちらか一方が悪いということはありません。
後輩指導とは、「後輩の独り立ち」を2人で成功させるミッションなのです。
つまり、あなただけが一生懸命頑張っても成功しません。
後輩指導が思うようにいかないからといって、責任感を感じすぎたり、逆に後輩のせいにするのはやめましょう。
「なぜできないのか?」は後輩に聞かず、一緒に考える
「後輩の独り立ち」という2人のミッションを成功させるためには、何をおいても「相談」することが大切です。
あなたが教えた仕事を後輩が上手くできなかったとき、その原因と上手くいく方法を2人で相談して探っていくのです。
- あなたの教えるときの言葉が、後輩にはわかりにくかった
- わかっていないのに、わかったような返事をしてしまった
- 緊張で後輩自身でもよくわからないことをしてしまった
- 他の仕事で教えてもらったこととごっちゃになってしまった
原因がわかったら、改善方法も2人で相談して決めましょう。
「これはできて当たり前」という思い込みを手放す
後輩指導で気をつけたいのが、「これはできて当たり前」というあなたの思い込みを、後輩に押し付けてしまうことです。
- なんでメモとらないの?
⇒ メモの取り方がわからないのかもしれない - なんで決められた時間に終わらせられないの?
⇒ 時間の管理の仕方がわからないのかもしれない - なんでわからないのに聞きに来ないの?
⇒ 質問の仕方を知らないのかもしれない
世の中には、色々な事情を持って生きている人がいます。
あなたが「できて当たり前」だと思っていることが、生活環境や先天的な理由でできない人もいるんです。
「こんなの常識」「できて当たり前」と言う言葉は、相手を追いつめるだけで、解決策にはなりません。
「なぜできないのか?」という視点から指導することが、お互いのために大切なことなのです。
じわじわと、浸透していくように教えていこう
後輩指導でもう1つ大切なのは、結果を急ぎすぎないこと。
後輩がなかなか成長しないからといって、プレッシャーをかけてしまうと、余計に体が縮こまっていい仕事ができなくなってしまいます。
上司からうるさく言われるかもしれませんが、あなたが焦って成長を急かすと、逆効果になりかねません。
後輩を指導することで、あなたも「人を長い目で見る」というスキルを身に付けましょう。
上手くいかない場合は、相談に乗ります!
コミュニケーションというものに、正解はありません。
どうすれば上手くコミュニケーションが取れるかは、あなたの職場環境や後輩の性格、そしてあなた自身の性格によっても変わります。
そこで、今回紹介した「自分を磨くための行動」が上手くいかない場合は…
私、社内雑談インストラクター ひかり が無料で個別にメール相談を受け付けています!
- どうやって実践したらいいかわからない
- そもそも後輩のやる気がなさすぎて指導できない
- 上司からのプレッシャーが辛い
こんなお悩みを抱えているあなた、1人で悩まないで、お気軽に相談してくださいね。